HPH 健康増進活動拠点病院
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第20回 国際HPH(Health Promoting Hosptitalss)
参加者の報告

医局 舟越 光彦

医局 山本 一視

3年目研修医 花山 愛

リハセンター 理学療法士 伊藤 毅充

地域連携室 甲斐

HPH・サマースクール 参加報告
3年目研修医 花山 愛
 4/9〜4/10 サマースクール、4/11〜4/13 国際カンファレンス、4/14 病院見学 のスケジュールで参加させてもらいました。
 英語が話せない私にとってサマースクールはとても辛い経験となりましたが、それ以上にこれまでの人生のうちで最も刺激的だったともいえるような2日間でした。
 参加人数は全体で30名ほどで、20代〜50代と年齢幅も大きく、職種も様々でした。どの方も、国を代表するほど優秀でバイタビリティに富む人ばかりで、英語力に乏しい私は議論に積極的に参加することはできませんでしたが、彼らの積極的な発言を聞いていると(悲しいことに彼らが何を話しているか理解することすら難しかったですが) 自分ももっと積極的になりたい、もっともっと!!と、やる気が満ちてきました。
 ディスカッションで同じグループだったインドネシアの2人の女性はともに20代で、とても親切で可愛らしい子たちでしたが、ヘルスプロモーションに対する熱意はすごく、議論もすごくパワフルでした。日本ではHPHは千鳥橋病院のみという現状が続いていましたが、日本全体・世界全体の健康づくりを目指すためには、もっと周囲を巻き込んで取り組む必要があると感じました。今回は他の参加者から私が刺激を受けることばかりでしたが、いずれは英語力を鍛え直して再挑戦し、次は議論の輪に入りたいと思います。
 国際カンファレンスのほうは、スライドも用意されている分、英語としては理解しやすく、分からない箇所もありましたが大筋は理解することができました。どの講演者の方も内容が分かりやすく明確なメッセージ性があったので、毎回聞く度に「そうだな」と影響を大きく受けましたが、それをどうのように吸収して自分の力に変えていけばいいのだろうと悩みもしました。「健康づくりには貧困や環境の問題に取り組む必要がある」と言われれば、当然そうだなとは思うのですが、じゃあ自分に何ができるのだと考えたときに明確な答えを持っていないことに気づきました。禁煙・禁酒・労働でのストレス軽減・無料健診など、実現できれば健康に良いのは当たり前なのだろうけど、それを周囲に当たり前のこととして広げていくのは難しいと思います。実際に一般外来に出ていると、これまで病院受診もしたことがない、食事も飲酒も喫煙も自由気ままにの患者さんに出会いますが、こういった方に「健康」を浸透させていくのは大変困難なことだと再認識しました。HPHの場は、健康に熱心な人たちの集まりなので議論も理解もスムーズに進みますが、これを全く関心の無い人たちに説明していくのは難しく、その点がいつも自分がぶつかっている問題だなと感じました。今回、国際カンファレンスに参加させてもらうという大変貴重な経験をさせてもらったので、これを自分のスキル・知識として持ち帰って、今後どうのように周囲に影響を与えていくかが重要だと感じています。まだ具体的に何をすべきかという答えは見えていませんが、日々の外来・病棟業務をしながら、出会う患者の一人にでも何かしらの行動変容のきっかけが与えられればと思います。
 
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