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第20回 国際HPH(Health Promoting Hosptitalss)
参加者の報告

医局 舟越 光彦

山本 一視

3年目研修医 花山 愛

リハセンター 理学療法士 伊藤 毅充

地域連携室 甲斐

HPH国際カンファレンス(台北)に参加して
リハセンター 理学療法士 伊藤 毅充
 今回HPH国際カンファレンスに参加させて頂いてポスター発表をおこなったのでここに報告します。
 今回のテーマは"変貌する世界の岐路に立つヘルスケア:ヘルスケアの提供とヘルスプロモーション、ヘルスシステム設計に対する新たな要求"ということでこれまでのHPHの取り組みを振り返りながら今後どのような形でヘルスサービスを提供、供給してゆくか、どんなことが必要なのかとういうテーマで行われました。本会議、報告、分科会がありその中で印象に残ったものについて報告します。
 本会議1の変化する世界で岐路に立つヘルスケアでは健康の決定因子に関して参加出来る形態は様々な可能性があること、医療従事者の役割として人々の治療にとどまらず不健康を引き起こす要因ともっと関わるべきであると唱えているのが印象的でした。人の不健康は社会、文化、環境、経済状況に強く影響されることが改めて分かりました。
 本会議4ではHPHとその能力についての発表がありました。台湾では政府の支援政策もあり2006年に開始したネットワークが76機関まで拡大していること、その導入に伴って行動計画を継続しヘルスプロモーションの質を向上させているとの報告がありました。行政と共同でのプロジェクトも多くあるとのことで、これが民間主体の日本とは大きく異なっていることが感じられました。
 今回はポスターにて千鳥橋病院のHPH職員チームの取り組み(ノーリフト)を発表しました。質問がいくつかあり、特にフィリィピンの看護師さん達はスライディングシートに興味を持ってました。重い患者を抱えるのがやはり大変で、ホイストなどは予算が無いので導入困難とのことでこの方法は良いと言っていました。写真など熱心にとられていました。
 私が発表したセッションは看護師の健康に関しての報告、burn-outなど日本でも身近な問題についての報告、取り組みが多かったです。
 今回のカンファレンスにおいて感じたのが、福岡医療団が地域に基づいて行ってきた医療活動そのものがHPHの目指すものと大きく変わらないということ。HPHのようにシステマチックに評価、基準を明確に出してデーター、エビデンスを出してゆくのももちろん大事だと思いますが、現場で起こっていることに向き合い、試行錯誤し培った経験を伝えて根を張っていく地道なことが変化を生む上で非常に大切だということが感じられました。
 個人的なことですが、今回英語で国際カンファレンスで発表・質問できたことはとても貴重な経験になりました。文化も違えば、視点も違い、意見交換がとても楽しくありました。意見交換はある程度できたのですが、日本の社会についてもう少し説明できる知識、医療・福祉関連の英語語彙力はまだまだ不足していると実感しました。今後は数年後国際学会でポスターでなく口頭で発表できるように、日々の診療はもちろんのこと多角的な視点を持っていろんなことに挑戦したいと思いました。貴重な機会を与えて頂きありがとうございました。
 
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