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地域包括ケア病棟(東4病棟)
急性期、緊急時の受け入れと在宅復帰支援

地域包括ケア病棟の役割は、(1) ポストアキュート機能、(2) サブアキュート機能、(3) 在宅復帰支援機能です。
当院では主に西館が急性期病棟となっておりますが、急性期治療を終えた患者さんの中には、基礎疾患の悪化や廃用(過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた状態) の進行、自宅での介護等種々の問題で退院困難な状況がみられます。

※ポストアキュート
急性期の治療を終えても、すぐに在宅や施設に移行するのに不安のある患者さんを受け入れる機能です。
※サブアキュート
在宅や介護施設で療養生活中の生活支援が多い患者さんを緊急に受け入れします。
様々な入院の受け入れ
(1) では急性期治療後の医学管理、リハビリテーションや在宅調整をおこないます。近隣の急性期病院からの受け入れもおこなっています。
(2) では自宅生活されている患者さんの準緊急入院、レスパイト(一時休止、休息、息抜きという意味です。 医療管理が必要な患者さんが在宅療養されており、介護されているご家族を支援する)等の予定入院の役割も担っています。糖尿病教育入院や耳鼻科準緊急入院、軽症の救急搬送患者さんの入院も対応しています。
在宅復帰支援
地域包括ケア病棟のゴールは在宅復帰です。最長60 日の入院期間制限があり、「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)等、関係職種が協力して、効率的かつ積極的に患者さんの在宅支援(相談・準備等)を行っています。
■ 2022年度 地域包括ケア病棟の役割と3つの病棟機能
2023年3月20日改定
引用改変:2022.03.04
厚生労働省保険局医療課 令和4年度診療報酬改定の概要