1月の行事食「おせち」
2019年01月05日
-調理師新聞「元気はつらつぅ?」よりー
「おせち」
お品書き
・小豆ご飯・金目鯛の味噌焼・八幡巻き・伊達巻き・お煮しめ
・羽子板蒲鉾・三色生酢・有頭海老の塩焼・栗きんとん・黒豆
おうちで美味しくクッキング!!
海老のうま煮
《材料》
有頭海老 12尾
◎だし汁 400ml
◎酒 100ml
(1/2cup)
◎みりん 大さじ2杯
◎醤油(淡口) 小さじ1杯
◎塩 小さじ1/4杯
《下準備》
①海老の背中の関節に竹串を刺して、背ワ
タを引き抜く 。
② 海老を『つ』の字に曲げて、背中から爪楊
枝を刺して固定する。
《調理》
③鍋に◎を入れて加熱し、沸騰したら②を
入れ、もう一度沸騰したら蓋をして弱火に
し、5分程煮て火を止め、そのまま冷ます。
④ジップロックなどの口の閉まる保存袋に汁
ごと③を入れ、空気を抜いて口を閉じ、
袋を2重にして冷凍保存しておく。
⑤食べる時は、冷蔵庫で解凍して下さい。
おせちは実は手抜き料理!?
最近のおせちといえば自宅で作るものではなく、予約注文して買って食べる物になっていますよね。
おせちはその家によって味付けなどが異なっていて、その家の伝統的な味を残していくのに大切な食文化なので寂しい物です。
とは言ってもおせちはとにかく品数も多く、手間がかかるものがたくさんあるため、今も手作りしている人にとってはとても苦労しますよね。 しかし、実はおせちは主婦が正月をゆっくりして手抜きする為の料理という意味合いもあるのです。
昔は食べ物を長期間保存しようにも冷蔵庫がないので食べ物がすぐに腐っていました。
しかし、おせち料理は味付けが濃く、塩分や糖分が高めの品が多いことから、腐りにくく長期の保存ができる食べ物だったんですね。
主婦は1年中家事に追われていますが、一度大量に作ってしまえば正月の期間中ぐらいはおサボりができるということです。