コンセントプラグを正しくつかっていますか。
2015年02月05日
暖房器具などで電化製品を多く使用する季節ですが、ご家庭や職場のコンセントプラグは正しく使っていますか。トラッキング火災防止のため、ご家庭のコンセントプラグを確認してみましょう。
1. コンセントプラグを掃除する。
定期的にコンセントを抜いて、埃がたまっていたら、乾いた布、ペーパータオルで拭きます。
2. たこ足配線等による差し込み不良をチェックする。
無理なたこ足配線を行うと、ACアダプターなどの重みで、分配器が垂れ下がり、コンセントの刃が抜けかかった状態で見えてしまいます。
そこへゴミや金属片(クリップなどの文房具を含む)が引っ掛かると、トラッキングやショートを起こす原因となります。
下の写真のように、OAタップ等を用いて刃がしっかりと刺さるように配置してください。
3. OAタップの配置箇所点検
床にOAタップなどを置くと、目が行き届かず、また埃がたまりやすくなり、トラッキング現象を引き起こしやすくなります。机の上や、目が届く場所に配置し、定期的な点検がしやすい環境を整えましょう。
4. トラッキング防止グッズの活用(参考)
冷蔵庫の裏や机の裏など、日常的に点検できないところにコンセントを差す場合は、左下写真の様なトラッキング防止カバーの使用を心がけましょう。コンセントプラグに被せて差し込むと、カバーが密着し、埃の侵入を防止できます。
コンセントプラグやOAタップを正しく使い、定期的に点検し、火災防止に気をつけましょう。
高齢の方が身近にいらっしゃる方は、訪ねて行った際にコンセントプラグも確認してみてくださいね。