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コロナ禍での制度教育の取り組み

福岡医療団では、毎年全ての職員・職責者を対象に制度教育(職員教育)を実施しています。しかし、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外部講師の招聘、過密をさけるために制度教育の開催数を増やし、プログラムの変更を行いました。

 

これまでの制度教育は世代別構成でしたが、今年度は世代混合で、主任・科課長師長は学習会参加前までに学習資料を読み、グループワークのファシリテーターを担当するという新しい形式での教育としました。また「私とSDH(健康の社会的決定要因)」というテーマで事例を報告するなど主体的に参加できるような内容にしました。

ソーシャルディスタンスを保ち、常に換気した状態で受講しています

 

 

 たたらリハビリテーション病院や診療所・ステーションに勤務する職員は、これまで千鳥橋病院に集まり制度教育に参加していましたが、zoomやe-learningなどのwebシステムを活用し、事業所間移動せずに学べるように工夫しています。

ZOOM参加の様子

 

 福岡医療団には、コロナウイルス感染対策本部があり、福岡市の感染状況等により会議や学習会の開催時間や会議室の利用人数を定めています。そのため、7月から12月にかけて計25回開催している制度教育は何度もスケジュール・開催方法など変更しながら行ってきました。冒頭で述べたグループワークも途中で禁止となり、現在は2、3名での感想交流行っています。

 

コロナ禍で様々な制約がありますが、感染対策を十分に行い、職員育成のための学びの場を大切にしたいと思います。

研修前後は、机と椅子を念入りに消毒しています