ちどり釣りクラブのご紹介
ちどり釣りクラブは、2011年4月に再結成した共済組合のクラブ・サークルです。もともと、千鳥橋病院には釣りクラブが存在していましたが、ほとんどの方が退職し名前だけが残っていた状況だったため、改めて釣り好きの職員で結集したクラブです。
私たち釣りクラブのモットーは、「釣りを通じて交流し、自然の大切さについて学ぶ」ということです。釣りをやってみたいという方、釣りはあまり興味ないけど釣った魚を美味しく食べるのがいいという方など、幅広く呼びかけています。さらに職員の家族も特別会員として参加し、現在25名の会員が所属する福岡医療団の中でも大きなサークルになりました。会員にはなっていませんが、釣りクラブが主催する釣行や交流会に参加する職員もたくさんいます。職種も医師、看護師、事務、放射線技師、検査技師、MSW、栄養士など多彩で、新入職員からベテランの役職員まで集い、交流しています。
さて、肝心の釣りですが、本格的な沖磯(離島)でのウキフカセ釣りから堤防でのサビキ釣り、投げ釣り、湖のワカサギ釣りなど、様々な釣りを年間通じて行っています。さらに、小呂島周辺の海域での真鯛釣りや夜焚イカ釣りなどの船釣にもチャレンジしています。家族で参加できるたたら川のハゼ釣りなども毎年秋に実施しています。釣果のほうも、船釣りでは70cmを超える真鯛やハマチ、太刀魚などを釣ったり、夜焚イカ釣りでは全体で200杯(毎年ではありませんが)のイカを釣るなど、型も数も満足できる釣りもできています。もちろん、全く釣れないこともたまにありますが、そういうときは反省会と称して楽しく打ち上げを行い、次の釣行について計画します。
2015年度から例年実施している企画として、釣った魚のサイズを競う魚種ダービーも行っています。真鯛にメジナ(グレ)、クロダイ(チヌ)、キスの長寸を競いました。優勝者には、釣りクラブがひいきにしている釣り具のポイントの商品券2000円分を準備しました。
釣り以外にも、毎年5月に総会を開催し、前年度の総括と新年度の方針を提案し確認しています。釣果の写真を使ったパワーポイントを作成したりお魚クイズを行ったりとみんなで楽しく振り返りもしています。もちろん、新年度の釣行計画や、大会、ダービー企画などもみんなで決めています。また、12月には忘年会を開催し、年度の振り返りや来年の目標も決めたりしています。
こうした活動を通じて、会員間の親睦も深まり、釣りへのこだわりも強くなっています。今ではクラブで開催している例会だけではなく、個人的に釣りに行き満足のいく釣果を収めるなど、釣りにはまっている人たちも増えてきました。ここ数年は新型コロナウイルスの影響で釣り自体を自粛せざるを得ない時期もありました。しかし、あきらめず感染が落ち着いている時期は奮闘し、多くの釣り企画を実施できました。
ちどり釣りクラブでは、これからも楽しく釣りをしながら、職員の交流の輪を広げていこうと思っています。
今回の記事:矢野 哲也