第9回福岡メディカルラリーに出場しました
2015年12月26日
【メディカルラリーとは?】
医師2名・看護師2名・救急隊員2名で構成する6名の医療チームが救急現場活動や初期対応の知識、技術を競う競技会です。集団災害や多数傷病者に対しての事例など様々な救急現場が想定され出題されます。想定された模擬の傷病者に対して、状況評価・観察・処置を実施し、実際の救急現場さながらの活動をしていきます。救急に関わる活動方針に基づき一定の基準で評価、採点されるので十分な知識・スキルが必要です。今回は17チームが参加しました。
この大会に向け、数ヶ月に渡って練習を重ねてきました。その中では患者を引き継ぐだけだった救急隊ともチームとして活動することが求められます。練習を重ねる毎にそれぞれの立場の役割、それを理解した上での連携体制の確立など今後の医療活動にも活かしていけるような協力体制をはかることにもつながりました。ちなみに順位は真ん中より上でホッとしました。
メディカルラリーでは単に競い合うことが目的でなく、チームとしての協力体制の構築、スキルアップをすることが重要で、結果として千鳥橋病院の救急レベルが向上して地域の皆様に還元していくことを目的としています。
今後も「断らない救急」を目指してスタッフ一同取り組んでいきます。
(ICU 看護主任 増野賢一)