JMECC
JMECC(Japanese Medical Emergency Care Course)は、心停止時のみならず、緊急を要する急病患者に対応できるよう、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に、日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した実技を中心とした講習会です。
心停止にいたるような「急変」の80%に何らかの前駆兆候があると言われており、そのような緊急を要する病態に対して臨床の現場では迅速な対応が求められます。JMECC講習会では、緊急を要する様々な病態に対し、第一印象・初期評価・二次評価を用いた共通した系統的アプローチと、予期せぬ心停止に対しても迅速かつ適切な救命処置が行えるようになることを目標にシミュレーショントレーニングを行います。
内科学会認定の教育病院として年1回程度開催予定です。