セクション紹介
SECTION
福岡医療団は、救急医療、慢性疾患管理、リハビリ、緩和ケア、在宅、検診など幅広く医療・介護・福祉活動を展開しています。 千鳥橋病院は福岡医療団の中核施設です。
千鳥橋病院には急性期から回復期・緩和・慢性期・診療所・訪問看護ステーションといった幅広い業務があり、あなたにぴったり合った看護にチャレンジすることができます。千鳥橋病院の各部署をご紹介します。
西5病棟(53床)
【外科・整形外科・耳鼻咽喉科・乳腺外科・消化器内科】
ケアの視点だけでなく術前指導や退院指導まで一貫して行っています。化学療法を行っている患者さんも多く多職種と連携して副作用などの早期発見、対応を行います。
西4病棟(53床)
【脳神経内科・脳神経外科・総合内科・呼吸器内科】
医師やリハビリスタッフなど多職種でカンファレンスを行い、チーム医療で安全・安心な医療の提供に努めています。患者さんに寄り添い日々切磋琢磨し、質の高い看護を目指し取り組んでいます。20~30代の看護師が多く、忙しい中でも助け合い笑顔あふれる病棟です。
西3病棟(52床)
【循環器内科・腎内科・総合内科】
心筋梗塞・狭心症・心不全・不整脈治療・透析導入などをメインとした病棟です。特に心不全教育には力を入れており、多職種共同のチーム医療を行っています。専門性の高い病棟ですが、自己のスキルアップにも繋がります。職種間の風通しも良く病棟雰囲気がとても良い職場です。
HCU(8床)
ICU(集中治療室)と一般病棟の中間に位置し、一般病棟よりやや重症度の高い患者様を受け入れる病棟です。2024年度リニューアルし、個室や感染症患者様を受け入れる陰圧室も完備しています。ベッド数を8床に減少し患者様一人ひとりに寄り添ったケアを提供しています。
ICU(5床)
2:1の看護体制で24時間内科系・外科系問わず幅広く受け入れをしています。重篤な病態の患者さんや容態観察が必要な患者さんに対して、集中的に治療と看護を行っている病棟です。患者さんの早期離床も目指し、多職種と連携し早期から退院後を見据えた看護を行っています。
手術室
24時間365日急患対応(待機)を行っています。手術を受けられる患者さんに対し、不安を和らげた状態で手術を受けていただけるよう術前訪問を行い、最良の状態で手術の提供ができるようチーム医療を実践しています。
内視鏡室
苦痛の少ない内視鏡検査への取り組みを行っています。ご希望により、予約制で経鼻内視鏡検査も行っています。様々な種類のスコープ、処置器具をそろえ、早期発見・早期治療に努めています。
救急センター
救急初療をはじめ、血管造影室でのカテーテル治療も兼務しています。救急車での搬送だけでなくウオークインでも重症症例はありますので日々トリアージ能力向上に取り組んでいます。
東6病棟(16床)
【産婦人科・小児科・内科一般】
女性専用の混合病棟です。新しい命の誕生から高齢者まで、女性の様々なライフステージに寄り添い、あたたかく穏やかな雰囲気を大切に、皆様が安心して入院生活を送れるようサポートしています。
東5病棟(60床)
【回復期リハ】
急性期での治療が終わってから自宅復帰や社会復帰を目指してリハビリテーションを行う病棟です。医師やリハビリスタッフなどの多くの職種が連携し、患者さんの身体的・精神的苦痛に寄り添って、それぞれの視点から全力を尽くしています。
東4病棟(58床)
【地域包括ケア病棟】
医師、病棟看護師、栄養士、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフ、退院支援看護師の多職種スタッフで合同カンファレンスを行い、地域や他の医療機関と連携しながら患者さんが安心して在宅復帰できるように援助しています。
東3病棟(49床)
【障害者一般病棟】
障害者病棟は、神経難病や筋ジストロフィー、脊髄損傷等を含む障害のある方や日常生活全般に介助・援助を必要とする方が入院されています。障害を抱えながらでも、住み慣れたご自宅・施設に退院できることを目標に、患者・家族に寄り添った医療を提供できるよう心がけています。
人工透析室
【腎内科(血液浄化)】
週3回治療にこられる、患者さんとのふれあいを大切にしています。明るく、元気な職場です。フットケアにも力を入れています。「透析技術認定士」など様々な有資格者がいます。学術発表にも積極的に取り組んでいます。
通所リハビリ
通所リハの方針は、利用者一人ひとりが健康で生き甲斐をもち生活できるようにスタッフ全員で支援します。チーム医療を大切に、利用者が利用して良かったと笑顔で言っていただけるように活動しています。
地域連携室
紹介入院や救急車を断らないようにコメディカルと一緒に日々頑張っています。千鳥橋病院は日本で最初のHPH認定病院です。地域貢献、地域連携には全力で取り組んでいます。
チーム活動紹介
TEAM
- 感染対策チーム
(ICT = Infection Control Team)
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医師、看護師、薬剤師、検査技師など多職種でチームをつくり、感染症治療が正しく実施されているか、マニュアル通りに感染対策が実施されているかなどをチェックしています。そのほかにも感染に関する相談窓口になって、病院内での指導や助言を行っています。
- 呼吸療法サポートチーム
(RST = Respriratry Support Team)
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院内における呼吸療法(特に酸素療法・人口呼吸療法)の標準化を図るため、安全性を重視したマニュアル作成、多職種による院内ラウンドなどを行っています。急性期から慢性期まで呼吸ケアは重要です。コメディカルとも協同して患者さんの早期離床や合併症予防につとめていきます。
- 栄養サポートチーム
(NST = Nutrition Support Team)
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当院におけるNSTは医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士で患者さんの栄養サポートおよび管理を行っています。活動として、NST回診の対象(低栄養)となる患者さんを選出し、回診時、各々の検査データ、病状を基に必要エネルギー量、栄養方法を検討しています。
- 職場セーフティマネージャー会議
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医療安全の取り組みを推進し具体化するために、各職場に職場セーフティマネージャーを配置しています。学習会や情報交流、ワーキンググループ活動を通して職種、職場間の交流を深め連携をとりながら患者安全、医療の質向上を目指し活動しています。また、院内ラウンドを行い職場の安全意識向上と安全な医療提供に向け取り組んでいます。
- フットケアチーム
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2013年より院内にフットケアチームが発足し、「予防から治療まで」を目標に、様々な疾患の患者さんに多職種でチーム活動をはじめました。チームの方針のもと、関連部署で足のトラブルの早期発見・慢性疾患を持つ患者さんの日常生活指導、爪ケアの実践を行っています。
- 認知症ケアチーム
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当院では、認知症や認知機能低下の本人やご家族が安心して入院生活を送ることができるよう、他職種による認知症ケアチームを設置しています。認知症は記憶障害だけではなく、混乱・不安・興奮といった行動・心理症状(BPSD)を伴うことがあります。
個々の症状や生活背景に応じたケアが行えるよう毎週ラウンドを行っております。当院のチームは医師(認知症サポート医含む)・看護師(認知症看護認定看護師含む)・社会福祉士・作業療法士・薬剤師・管理栄養士・事務が介入しております。
- 皮膚・排泄チーム
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2025年4月より、新たに活動開始となりました。
患者さんのあらゆる皮膚トラブルに加え、褥瘡ケアチームでは医師や看護師、薬剤部、リハビリテーション、栄養課の多職種チームで回診を行い、より質の高い専門的なケアを提供出来るように活動しています。今後は学習会や症例検討会等も行い、スタッフの育成や看護の質の向上に貢献していきたいと思っております。