減塩料理教室を開催しました
2016年09月26日
2016年9月10日(土)10~13時東館1階調理実習室にて
減塩料理教室を開催しました。
今回は、「簡単・市販品を使った減塩料理」をテーマにしました。
(主菜はAとBどちらか選択)
・主食:黒米ごはん
・主菜:A秋刀魚のホイル焼き Bミートビーンズライス
・副菜:しらたきの炒りつけ
人参とクルミのマスタード和え
・季節の果物:梨
風味を上手く活かして減塩しよう
コンビニやスーパーなどで購入できる加工食品はとても便利ですが、皆さんが思っている以上に塩分がたくさん含まれている物も。
野菜やキノコ類を加えて全体量を増やし、分けて食べることで、
加工食品自体の摂取を減らすことになって減塩につながります。
また、次のような食材を追加すると、風味が増して満足感もUP!
香味野菜(レモン・にんにく・しょうが・木の芽)
香辛料(わさび・唐辛子・山椒・カレー粉)
風味食品(のり・白ごま・胡桃)
食卓醤油の代わりに使ってみましょう。
さんまのホイル焼き 2人分( 1人分 144 kcal 塩分0.9 g)
・さんまの蒲焼き缶 1缶
・玉ねぎ 50g(皮を剥いで約48g)
・マイタケ 100g
・小ネギ 4g
・(好みで)
粉山椒
蒲焼き缶 1缶あたり、塩分1.7g物を使用。
1/2缶+野菜・きのこ(塩分0)で他の調味料は加えないので、1人分の塩分は半分
①玉ねぎは皮をはいでから薄切りにする。まいたけは小房に分け、小ねぎは小口切りにしておく。
②アルミホイルを2枚大きめに切り、それぞれに玉ねぎ・まいたけをのせる。その上にさんまの蒲焼きをのせ、タレもかけて小ねぎを散らす。
③アルミホイルで包み、フライパンに並べて中火にかけ、蓋をして3分くらい蒸し焼きする。その後蓋を取り、アルミホイルの上部をあけて更に加熱し、水分を飛ばす。
④水気が無くなったら、ホイルごと皿に盛付けて、好みで粉山椒をふる。
<感想>
缶詰や市販品を使って減塩料理に挑戦するのは初めてでしたが、当日、参加者の方に「しっかり味がついている」
「いつも使ってるような ありふれた食材だけれど、 上手に工夫された料理だね」
といった感想をいただけました。 今後も機会があれば、病院で行っている減塩の調理法などを、多くの人に伝えていきたいと思いました。