耳を澄ませば「待ち遠しい心」を思い出す
2017年01月05日
HPH情報センター文化企画「4人の医師によるクリスマスコンサート」
を開催しました。
2016年12月22日、HPH情報センターには、ときに柔らかく優雅な、ときに軽快でアップテンポな楽器の音色が響きました。会場に準備された席は瞬く間に聴衆で満席となり、立ち見も出るほどでした。
この日開催された、HPH情報センターの文化企画「4人の医師によるクリスマスコンサート」では貞刈暢代先生と松井友美先生がバイオリンを、佐藤渉先生がオーボエを、安里龍一先生がピアノを演奏しました。曲名だけではどんな曲なのかピンとこなくても、イントロダクションの演奏を聞けば、殆どの人が「あ、分かった!」「これなら聞いたことがある!」と思うような、そんな「おなじみの曲」を選曲し、クリスマスソングからアニメの主題歌まで、と多彩なレパートリーを披露しました。
聴衆は曲に合わせて手拍子をしたり、伸びやかな澄んだ音色に聴き入ったり…、と思い思いに演奏を楽しみました。参加した方々が毎日の慌ただしさや、季節感から遠ざかりがちな入院生活をほんの少し離れて、クリスマス目前の「待ち遠しい気持ち」を思い出すような、暖かいコンサートとなりました。
今回の記事:蔭尾