6月の行事食「琉球御膳」
2018年06月29日
-調理師新聞「元気はつらつぅ?」よりー
6月の行事食「琉球御膳」
~メニュー~
ゴーヤーチャンプルー
にんじんしりしり
シークワサーゼリー
旬の食材 ~ゴーヤ―~
今回使用した、ゴーヤーの和名はツルレイシと呼ばれていて
野菜として利用されているウリ科の植物です。
沖縄では、「ゴーヤー」と呼んでいますが、果肉に苦味が多いことから、日本本州では「にがうり」と呼ばれています。
ゴーヤーチャンプルーの「チャンプルー」は沖縄では、「混ぜ合わせる」という意味があります。
ゴーヤーの栄養について
ゴーヤーの苦味に「モモルデシン」という成分があり、とても身体に良く胃腸の粘膜を保護したり、気持ちをシャキッとさせる効果もあるといわれ、暑さにだれてしまう時にはもってこいの野菜です。
おうちで美味しく CooKing
ゴーヤーチャンプルーの作り方
4人分
ゴーヤ― 1本
木綿豆腐 1丁
卵 1個
豚こま切れ 100g
糸がつお 少々
塩 小さじ1
濃口醤油 大さじ1
作り方
①ゴーヤーを縦に二つに切り、中のわたをスプーンで取り除く。2~3mmにカットし、20分ほど塩水に浸け込む。
②木綿豆腐は手で一口ぐらいの大きさにちぎり、豚肉は2~3㎝に切ります。
③1のゴーヤーの水をきる。
④フライパンに油をひき、先に豆腐を焼き色がつくまで炒める。
⑤豆腐に焼き色がついたら、ゴーヤー、豚肉の順番で炒める。
⑥溶き卵をいれて炒め、塩、こしょう醤油で味を調える。
⑦最後に糸がつおを入れ、さっと炒めたら出来上がり。
塩水につけこむと、ゴーヤーの苦味をやわらげ食べやすくなります。かつお節を多めに入れて召し上がるのがオススメです。