第10回医療の質向上交流発表集会

第10回千鳥橋病院「医療の質向上交流集会（ＴＱＭ集会）」を12月14日（日）福岡国際会議場で開催しました。
職員をはじめとして、地域医療機関、医学生、看護学生、ふくおか健康友の会からなどから、300名を超える参加がありました。ご来場頂きました皆様には、心よりお礼申し上げます。

最優秀賞に輝いたのは、千代診療所乳腺外科外来「ピンクリボンチーム千代」が発表した「脱毛ケアへの取り組み」でした。

オープニング企画では、福岡高校吹奏楽団による演奏が行われ、賑やかな開会となりました。開会挨拶やトロフィーの返還後、３会場で行われた分科会には、今年も練りに練られた50演題が発表されました。
また、ＴＱＭ学習会として、委員長の篠原医師よりＱＩ（Qualty Indicator） / Improvement医療の質の指標/向上についての学習講演会を行いました。「QI学習やフィードバックを進め、更なる医療の質向上を図っていきましょう」と呼びかけられました。

最優秀賞に輝いたのは、千代診療所乳腺外科外来「ピンクリボンチーム千代」が発表した「脱毛ケアへの取り組み」。外来に来られる、20歳～50歳代の乳がんの患者さんが増え、それに伴い、手術、化学療法の件数も増加しています。

患者さんからの「今一番気になるのは脱毛です」との悩みの声に焦点をあて、自作のパンフレットやウィッグ作成した取り組みが演題でした。実際に利用された患者さんからは「軽くていい」「気持ちが明るくなった」などの感想あり、よろこんで頂いています。

（詳しくは「ちどり通信」2015年春号の7頁をぜひご覧ください）