第11回医療の質向上交流発表集会

2015年12月13日（日）、第11回となる医療の質向上交流発表集会を福岡国際会議場において開催しました。職員、ふくおか健康友の会などから約300名の参加があり、活発な意見交換が行われました。

幅広い分野から55演題の発表

オープニングを飾ったのは博多青松高校ウインドアンサンブルの皆さん。流麗な演奏が会場を盛り上げ、大きな拍手が起こりました。
今回は55チームによる演題の発表があり、患者さんの負担軽減や希望をかなえるための試行錯誤など前向きに治療に取り組んでもらうための取り組みをはじめとして、医学生との関係づくりや交流、職員の成長をバックアップする取り組みや、業務を効率的に行うための改善、システム運用など幅広い分野からの発表がありました。

厳しい環境でも笑顔のために

参加者による投票で最優秀賞に輝いたのは、通所リハビリテーションチーム「ちどり♪デイケア～元気の泉にようこそ」による発表「昨年よりもパワーアップした、ちどりデイケアです！」でした。常に人手不足である介護分野でサービスの質を落とさないための試行錯誤、利用者さん自身に目標を設定してもらうことでモチベーションを上げる取り組み、利用者さんのやる気を引き出す外出企画など、利用者さんを笑顔にするための様々な取り組みが報告され高い評価を得ました。